2021年9月– date –
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漱石枕流 現代語訳・書き下し文
孫子荊、年少時、欲隠。 孫子荊、年少き時、隠れんと欲す。 孫子荊は若い時、隠棲したいと思っていた。 ・少・・・「わかシ」と読む。 ・欲・・・「~んと欲す」と読み、「~しようとする、~したいと思う」の意味。 ・隠・・・隠棲する、俗世間を離れる 語王武子、... -
『枕草子』 雪のいと高う降りたるを 現代語訳・解説
登場人物 ・中宮定子・・・一条天皇の中宮(妃)。 ・作者(清少納言)・・・定子にお仕えしている女房。 ・その他の女房達。 ※女房とは貴人の身の回りの世話や話し相手をする女性。清少納言以外にも大勢いる。 雪のいと高う降りたるを 雪がたいそう高く降り... -
漁夫之利(漁夫の利)
蚌方出曝。 蚌方に出でて曝す。 ドブガイがちょうど(川から)出てひなたぼっこをしていた。 蚌・・・ドブガイ 方・・・「方に」ちょうど 而鷸啄其肉。 而む。 そこでシギがその肉をくちばしでつつき食べようとした。 鷸・・・シギ 而・・・「而して」そこで、そして...
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