テスト対策– tag –
-
『送元二使安西』王維 現代語訳・書き下し文
渭城朝雨浥軽塵 客舎青青柳色新 渭城の朝雨軽塵を浥)青青柳色新たなり 渭城に降る朝の雨は、軽い塵やほこりをしっとりとぬらし 旅館のあたりでは、柳が青々として新鮮である ・客舎…旅館 ・雨によって砂や塵が洗い落とされて、柳の青々として新鮮に見え... -
『静夜思』李白 現代語訳・書き下し文
牀前看月光 疑是地上霜 牀前月光を看る 疑ふらくは是れ地上の霜かと 寝台の前にさしこむ月の光をみると まるで地上に降りた霜のようだ(霜のように真っ白だ) 牀前…ベッド、寝台の前 疑是~…まるで~のようだ ※明るい月の光がさしこんで... -
先従隗始(先ず隗より始めよ)②現代語訳・書き下し文・テスト対策
前半:先従隗始(先ず隗より始めよ)① 隗曰、「古之君有以千金使涓人求千里馬者。買死馬骨五百金而返。 隗曰はく、「古の君に千金を以つて涓人をして千里の馬を求めしむる者 有り。死馬の骨を五百金に買ひて返る。 隗が言うことには、「昔のある君主で、... -
先従隗始(先ず隗より始めよ)①現代語訳・書き下し文・テスト対策
燕という国で、噲に譲ったことがきっかけで内乱が起きた。内乱につけこんで、隣国の斉が燕を攻撃し、噲と子之は殺された。 燕人立太子平為君。是為昭王。 燕人()れを昭王と為す。 燕の人々は太子の平を立てて君主とした。これを昭王といった。 ・平(昭王... -
『大鏡』花山天皇の出家③現代語訳・テスト対策
花山寺におはしまし()てのちにぞ、 (花山天皇が)花山寺にご到着なさって、御髪をお剃りになった後に ・御髪下ろす…髪を剃って出家なさる。 粟田殿は、「まかり出で()ければ、 粟田殿は「退出いたしまして、父の大臣(兼家)にも、出家する前の変わらない... -
『大鏡』花山天皇の出家②現代語訳・テスト対策
さやけき影をまばゆく思し召し()ほどに、 (帝は)明るい月の光を、まぶしくお思いになっているうちに、 ・さやけし…明るい。はっきりしている。 月の顔にむら雲のかかりて、少し暗がりゆきければ、「わが出家は成就するなり()て、 月にむら雲がかかって、... -
『大鏡』花山天皇の出家①現代語訳・テスト対策
花山天皇がこっそりと宮中を抜け出し、花山寺で出家してしまう場面。 粟田殿(藤原道兼)は藤原兼家の三男。花山天皇が退位すると、次は兼家の娘の詮子の産んだ一条天皇となる。兼家は花山天皇を退位させ、一条天皇の摂政・関白となって権力を握ろうとして... -
鶏口牛後② 書き下し文・現代語訳
蘇秦者、師鬼谷先生。 蘇秦は、鬼谷先生を師とす。 蘇秦という者は、鬼谷先生を師匠としていた。 初出游、困而帰。 妻不下機、嫂不為炊。 初め出游し、困(がず。 初めて遊説に出たとき、困窮して帰ってきた。妻は、はたおり機から下りて出迎えようともせず... -
鶏口牛後 書き下し文・現代語訳
秦人恐喝諸侯、求割地。 秦人諸侯を恐喝して、地を割かんことを求む。 秦は諸侯をおどして、領土を割くことを求めた。 有洛陽人蘇秦。 游説秦恵王不用。 洛陽して用ゐられず。 洛陽の人で、蘇秦という者がいた。秦の恵王に意見を説いたが採用されなかった... -
杜甫「登高」 書き下し文・現代語訳 テスト対策
「登高」は9月9日、重陽の節句の行事。家族や親しい人たちとと高い所に登り、宴を開いて厄払いをするという習慣があった。 風急天高猿嘯哀 哀渚清沙白鳥飛廻 風急に天高くして猿嘯)し 渚()る 風は激しく吹き、空は高く澄みわたり、猿の鳴き声が...