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先従隗始(先ず隗より始めよ)①現代語訳・書き下し文・テスト対策

燕という国で、かい王が政権を宰相の子之ししに譲ったことがきっかけで内乱が起きた。内乱につけこんで、隣国の斉が燕を攻撃し、噲と子之は殺された。

燕人立太子平為君。是為昭王。

・平(昭王)は亡くなった噲王の子。

弔死問生、卑辞厚幣以招賢者。

〇昭王はぼろぼろになった燕の再建を目指した。

・辞…言葉。(※辞書・辞典など熟語がある)

問郭隗曰、「斉因孤之国乱、而襲破燕。

(かく)(くわい)ひてはく、「 るるにりて、ひてる。

昭王が)郭隗に質問することには「斉はわが国の混乱につけこんで、燕を攻め破った。

…私。※王が自分をへりくだって呼ぶ表現。

・因…「よリテ」よって、それが原因で。

・而…置き字。接続詞のはたらき。

孤極知燕小不足以報。

 めてにしてつて(ほう)ずるにらざるをる。

私は燕が小国で、報復する力が足りないことをよく分かっています。

・不足…十分でない。

・報…報復、復讐。

誠得賢士与共国、以雪先王之恥、孤之願也。

賢士にし、つて先王(すす)ぐは、ひなり。

ぜひとも賢者を得て、その人物と共に国の政治を行うことで、(国力をつけて)先代の王の恥をすすぐたいというのが、私の願いである。

・誠…ぜひとも、本当に。

・先王之恥…先代の王である噲が国内の混乱につけこれまて斉に殺されたこと。

・雪…恥をすすぐ、除く。

先生視可者。得身事之。」

先生 なる(もの)(しめ)せ。 (これ)(つか)ふるをん。」と。

先生、ふさわしい者を推薦していただきたい。私は身をもってその人物を師としてお仕えしたい。」と。

・得…「~を得ん」~たい。

・事…仕える。

後半:先従隗始(先ず隗より始めよ)②

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