高校国語の勉強法|古文・漢文・現代文に共通する覚え方・復習・計画の立て方

目次
  1. 1 覚えたかどうかは「見ないで言えるか」で決める
  2. 2 一気にやらず、日をあけてもう一度
  3. 3 問題は、解いたあとが本番
  4. 4 人に説明できるか試す
  5. 1日の勉強メニューの例
  6. 定期テスト2週間前からの予定の例
  7. 伸び悩んだら
  8. 関連ページ

古文・漢文・現代文の勉強法は、科目ごとに古文・漢文・現代文のページに書きました。このページは、その三つに共通する話です。

この三つをやめるだけで、点数は変わります。やることは、次の4つです。

今日から変える4つのこと

  1. 覚えたかは「見ないで言えるか」で決める

  2. 一気にやらず、日をあけてもう一度

  3. 問題は、解いたあとが本番

  4. 人に説明できるか試す

1 覚えたかどうかは「見ないで言えるか」で決める

単語帳やノートを何回読んでも、見ているあいだは「わかる」ので、覚えた気になります。でも、テストでは何も見られません。

覚えるときは、答えを隠して、先に言ってから確かめる。これだけです。言えなかったものに印をつけて、そこだけをくり返します。

古典文法の活用や助動詞の接続は、声に出して、考えなくても口から出るまでやります。九九と同じです。「『る』は何形接続だっけ」と考えながら読んでいると、文の意味を考える余裕がなくなるからです。

語呂合わせは、覚えるきっかけとしてはいいと思います。ただ、語呂だけ覚えても文章の中では使えないので、例文といっしょに確かめておきましょう。

2 一気にやらず、日をあけてもう一度

同じ日に10回くり返すより、今日・明日・1週間後と日をあけて3回やるほうが、ずっと残ります。次の日に何も見ずに言えなかったら、それは「覚えた」のではなく「見ていた」だけです。

古典文法や漢文の句法は、ずっと使い続ける知識です。定期テストの一夜漬けで覚えたものは、受験のころにはほとんど残っていません。テストのたびに、前の範囲も少し混ぜて確かめておくと、受験の前に一からやり直さずにすみます。

3 問題は、解いたあとが本番

問題を解いて、丸をつけて、点数を見て終わり。これでは何題解いても伸びません。1題解いたら、次のことをします。

「△で当たった問題」を見直すのが大事です。たまたま当たっただけなら、次は落とします。

答えを見るのは、考え抜いてからにしましょう。すぐに答えを見ると、解説を読んでも「ふーん」で終わってしまいます。

4 人に説明できるか試す

「わかった」と思ったら、だれかに説明するつもりで、声に出して言ってみてください。古文なら「なぜこの訳になるのか」、現代文なら「答えの根拠は本文のどこか」です。説明できずにつまったところが、まだわかっていないところです。

✅ 今日からやってみよう

1日の勉強メニューの例

毎日少しずつやるもの(単語・音読)と、まとまった時間でやるもの(読解・演習)を分けると、すき間の時間も使えます。

高1・高2(ふだんの日) 高3(受験期)
通学中など 古文単語・漢字 10分 古文単語・句法・漢字 15分
家で(短く) 授業の復習:その日読んだ本文の音読と訳の確認 15分 古文か漢文の音読(前に解いた文章)10分
家で(まとめて) 予習:次の授業の本文を音読して、わからない語に印 15分 古文・漢文・現代文のどれか1題を解いて復習 50〜60分

予定は詰め込みすぎないことです。できなかった分を取りもどす日を、週に1日あけておきましょう。

定期テスト2週間前からの予定の例

定期テストは授業で読んだ文章から出るので、授業の内容をそのまま確認すれば点が取れます。

時期 やること
2週間前 範囲の本文を全部音読する。現代語訳・書き下し文を見ながら、意味がわからない所に印をつける
1週間前 訳を隠して、本文を訳せるか確かめる。授業で先生が強調した文法・句法・語句を覚える。予想問題を解く
3日前 まちがえた所・言えなかった所だけをくり返す。漢字・語句の意味を確認する
前日 新しいことはしない。印をつけた所を見ないで言えるか、最後に確かめる

教科書の古文・漢文の現代語訳・書き下し文と、テスト予想問題は、上の検索窓から作品名で探してください。

伸び悩んだら

国語は単元がなく、毎回ちがう文章が出るので、伸びている実感を持ちにくい科目です。しばらく点数が変わらなくても、知識が増えていれば、あるときまとめて伸びます。

伸びているかどうかは、模試の偏差値より、前に書いた答案と今の答案を比べるほうがよくわかります。

調子が出ないときは、新しい問題集に手を出すより、単語・文法の確認や、前に解いた文章の音読に戻りましょう。

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