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『和泉式部日記』夢よりもはかなき世の中を・薫る香に②現代語訳・テスト対策
古文
その宮は、いとあてにけけしうおはします()は。昔のやうには、えしもあらじ。」など言へば、 その帥の宮様は、たいそう気品があってよそよそしくいらっしゃるそうですね。昔(亡き為尊親王)のように(気楽にお仕えすることは)できないでしょう。」などと... -
『和泉式部日記』夢よりもはかなき世の中を・薫る香に①現代語訳・テスト対策
『和泉式部日記』
夢よりもはかなき世の中を、嘆きわびつつ明かし暮らすほどに、四月十余日にもなりぬれば、木の下暗がりもてゆく。 夢よりもはかなかった(亡き為尊親王との)男女の仲を、嘆き悲しみながら日々を過ごすうちに、陰暦四月十日余りにもなったので、木の下はだ... -
『大鏡』花山天皇の出家③現代語訳・テスト対策
古文
花山寺におはしまし()てのちにぞ、 (花山天皇が)花山寺にご到着なさって、御髪をお剃りになった後に ・御髪下ろす…髪を剃って出家なさる。 粟田殿は、「まかり出で()ければ、 粟田殿は「退出いたしまして、父の大臣(兼家)にも、出家する前の変わらない... -
『大鏡』花山天皇の出家②現代語訳・テスト対策
古文
さやけき影をまばゆく思し召し()ほどに、 (帝は)明るい月の光を、まぶしくお思いになっているうちに、 ・さやけし…明るい。はっきりしている。 月の顔にむら雲のかかりて、少し暗がりゆきければ、「わが出家は成就するなり()て、 月にむら雲がかかって、... -
『大鏡』花山天皇の出家①現代語訳・テスト対策
『大鏡』
花山天皇がこっそりと宮中を抜け出し、花山寺で出家してしまう場面。 粟田殿(藤原道兼)は藤原兼家の三男。花山天皇が退位すると、次は兼家の娘の詮子の産んだ一条天皇となる。兼家は花山天皇を退位させ、一条天皇の摂政・関白となって権力を握ろうとして... -
『大鏡』道真左遷①
古文
右大臣は才世にすぐれめでたく おはしまし ()。 右大臣(道真)は、学才がたいそう優れて立派でいらっしゃり、御思慮も格別に優れていらっしゃいました。 才…学問。特に漢学の教養。 心おきて…思慮。心の持ち方。 殊()のほかなり…格別だ、この上ない ... -
検非違使忠明 現代語訳・テスト対策
古文
赤字:動詞 緑字:形容詞 これも今は昔、忠明と いふ() けり。 これも今はなっては昔のことだが、忠明という検非違使がいた。彼が若かった時、清水寺の橋の下のところで、京童部たちとけんかをした。 ・検非違使…治安維持などにあたる役人。 ・いさかひ…... -
兼盛と忠見(歌ゆゑに命を失ふこと) 沙石集
古文
天徳の御歌合のとき、兼盛、忠見、ともに御随身にて左右についてけり。 天徳の歌合の時に、平兼盛と壬生忠見が、ともに随身として左方・右方に加わった。 歌合…右・左の組に分かれて、歌の優劣を競う催し。 初恋といふ題を給はりて、忠見、名歌詠み出だし... -
【予想問題付き】『源氏物語』若紫(北山の垣間見・小柴垣のもと)②現代語訳・解説
『源氏物語』
現代語訳・解説 尼君、髪をかき撫でつつ、「梳ることをうるさがり給へど、をかしの御髪や。」 尼君は(少女の)髪をかきなでながら、「髪をすくのを嫌がりなさるけれど、きれいな御髪ですね。」 ・梳る(けづる)…髪をすく。 ・うるさがる…いやがる、わず... -
『枕草子』 雪のいと高う降りたるを 現代語訳・解説
清少納言『枕草子』
登場人物 ・中宮定子・・・一条天皇の中宮(妃)。 ・作者(清少納言)・・・定子にお仕えしている女房。 ・その他の女房達。 ※女房とは貴人の身の回りの世話や話し相手をする女性。清少納言以外にも大勢いる。 雪のいと高う降りたるを 雪がたいそう高く降り...