古文– category –
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『児のそら寝』 動詞の活用
古文
※ 表記の例 ラ変=ラ行変格活用、ハ四=ハ行四段活用、ナ下二=ナ行下二段活用 今は昔、比叡の山に児あり(けり。 昔、比叡山の延暦寺に児がいた。僧たちが宵の所在なさに「さあ、ぼたもちを作ろう。」と言ったのを、この児は期待して聞いた。 ・比叡…延暦... -
『伊勢物語 東下り』ゆきゆきて~
『伊勢物語』
ゆきゆきて駿河の国に至り ぬ()。 先へ先へと進んでいって、駿河の国に着いた。 宇津の山に至りて、わが入ら む() 。 宇津の山に着いて、自分が入ろうとする道は、とても暗く細い上に、つた、かえでは茂っており、なんとなく心細く、思いがけないつら... -
『更級日記』(あこがれ・門出) あづまぢの道のはてよりも~ 現代語訳・解説
更級日記
あづまぢの道のはてよりも、なほ奥つかたに生ひ出でたる人、 東海道の道の果てである常陸の国よりも、さらに奥のほう(上総国)で育った人(私)は、 ・あづまぢの道…東海道 ・なほ…さらに 〇自身(藤原孝標女)のことを言っている ※上総国…現在の千葉県 ... -
『源氏物語』光る君の誕生・桐壺③現代語訳・テスト対策
『源氏物語』
はじめよりおしなべての上宮仕へしたまふべききはに(。 (この若宮の母君・桐壺更衣は)始めから並々の(宮仕えの女官がする、帝の)おそば勤めをなさるような(軽い)身分ではなかった。 ・おしなべて…並一通り、ごく普通の ・際()…身分 ○普段から帝のそ... -
『伊勢物語 東下り①』の現代語訳・解説・テスト
『伊勢物語』
昔、男あり けり() 。 昔、男がいた。 〇この「男」は在原業平がモデルであるとされています。 その男、身を要なきものに思ひなして、京にはあら じ()。 その男はわが身を(世間には)必要でないものと思い決めて、都にはいるまい、東国の方に住むにふ... -
『土佐日記』門出・馬のはなむけ①現代語訳・解説
『土佐日記』
『土佐日記』…紀貫之による、日本最初の仮名文字による日記。 紀貫之が土佐の国司(県知事のようなもの)の任期を終えて、京に帰り着くまでを記した日記。漢文ではなく、細やかな感情を表現できる仮名文字を使った日記。かな文字は女性が使うものだったの... -
【予想問題付き】『源氏物語』若紫(北山の垣間見・小柴垣のもと)①現代語訳・テスト対策
『源氏物語』
光源氏は、わらわ病(マラリヤのようなもの)にかかり、まじないや祈祷(当時の治療法)をしたがなかなか治らなかった。北山の寺にすぐれた僧がいると聞き、治療のため北山にやってきた。 窮屈な普段の生活から解放された光源氏は、小柴垣を巡らした家に女... -
『源氏物語』光る君の誕生②上達部、上人なども~
『源氏物語』
上達部、上人などもあいなく目をそばめつつ、いとまばゆき人の御おぼえなり。 上達部や殿上人たちなども、不快げに目を背けて、まったく見ていられないほどのご寵愛ぶりである。 ・あいなし…不快げに、つまらなさそうに ・側む…目を背ける、横を向く ・... -
『源氏物語』光る君の誕生・桐壺①いづれの御時にか~ 現代語訳・テスト対策
『源氏物語』
※「尊→帝」は「敬語で、帝に対する敬意」という意味です。テストで聞かれやすいところにつけているので、すべての敬語については書いていません。 いづれの御時 に( ける中に、 どの帝の御代であっただろうか、女御や更衣が大勢お仕え申し上げなさって...