『土佐日記』亡児 現代語訳・品詞分解・解説|テスト予想問題付き

目次
  1. 原文の読み方
  2. 現代語訳・品詞分解・解説
  3. 十二月二十七日 船出の日
  4. 一月十一日 羽根にて
  5. 亡き子への思い
  6. テスト予想問題

『土佐日記(とさにっき)』「亡児(ぼうじ)」の現代語訳・品詞分解・和歌・解説です。

土佐守の任期を終えて京へ帰る紀貫之は、土佐で幼い娘を亡くしていました。船出の日(十二月二十七日)と、旅の途中の羽根という土地(一月十一日)で、くり返し亡き子を思い出す場面です。過去の助動詞「き」、「ある」「し」の識別、「帰らぬ」の掛詞、亡き子の呼び方などがよく問われます。

原文の読み方

原文の一語一語に、活用や助動詞・助詞の意味を示しています。緑の下線は敬語です。下のボタンで、用言・助動詞・助詞などのラベルを別々に出したり消したりできます。ラベルを押すと古典文法一覧の説明に飛びます。

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現代語訳・品詞分解・解説

十二月二十七日 船出の日

原文
二十七日はつかあまりなぬか。大津おほつより格助起点浦戸うらどを格助対象さしサ四連用て接助単純接続漕ぎ出こぎいづダ下二終止。

現代語訳(十二月)二十七日。大津を出て、浦戸へ向けて船を漕ぎ出す。

さす
めざす
解説

二十七日は、承平四年(九三四)の十二月二十七日。大津・浦戸は、どちらも土佐の国の港。

原文
かく副あるラ変連体うちに格助時間、京きやうにて格助場所生まれラ下二連用たり完了連用し過去連体女子をんなご、国にて格助場所にはかにナリ連用失せサ下二連用に完了連用しか過去已然ば接助順接確定、

現代語訳こうして(旅立ちの支度を)しているうちにも、(赴任前に)京で生まれたあの女の子が、任国の土佐で急死してしまったので、

失す
亡くなる
解説

「国」は土佐の国(今の高知県)。

「生まれたりし」の「し」、「失せにしかば」の「しか」は過去の助動詞「き」。この文章のほかの箇所では「けり」が使われているが、亡き子のことには「き」を使い、自分が直接体験したこととして語っていると考えられる。

原文
このごろの格助体修出で立いでたちいそぎを格助対象見れマ上一已然ど接助逆接確定、何なにごとも係助強意言はハ四未然ず打消連用、

現代語訳このところの出発の準備(のあわただしい様子)を見ても、何も言わず、

出で立ちいそぎ
旅立ちの準備
解説

「何ごとも言はず」は、作者(国司である貫之)の様子。ふつうなら帰京の喜びを口にするところだが、娘を亡くし一緒に帰れない悲しさで、何も言う気になれない。

原文

現代語訳京へ帰るというのに、女の子がいない(一緒に帰れない)ことばかりを、悲しんで恋しく思っている。

解説

「のみ」は限定。京へ帰ることは本来うれしいことなのに、娘がいないことだけが悲しい、と限定することで、悲しみを強めている。

「ぞ」の結びは「恋ふる」(連体形)。

現代語訳そこに居合わせる人々も(その様子を見ると気の毒で)こらえきれない。

あり
そこにいる
解説

「ある人々」の「ある」は動詞「あり」の連体形で、「そこにいる」の意味。

「え堪へず」は、悲しむ作者の様子を見て、まわりの人々も気の毒でこらえきれないということ。

原文
こ代名の格助体修間あひだに格助時間、ある連体人の格助主格書きカ四連用て接助単純接続出いだせサ四已然る完了連体歌、

現代語訳そうしたなかで、ある人が書いて出した歌、

解説

「ある人」の「ある」は連体詞(はっきり示さずに人を指す)。ここでは作者自身のこと。

現代語訳都へ(帰るのだ)と思うと、うれしいはずなのに、どこか悲しいのは、(一緒に)帰らない人がいるからだったのだなあ。

解説

「都へ」のあとに「帰る」が省略されている。「思ふを」の「を」は逆接の接続助詞で、都へ帰れるのはうれしいはずなのに、ということ。

「帰らぬ」には、一緒に都へ帰らないの意と、死んでこの世に返らないの意が掛けられている(掛詞)。

帰京のうれしさと、娘のいない悲しさの両方がよまれている。

原文
また接、ある連体ときに格助時間は係助区別、

現代語訳また、ある時には(こうよんだ)、

解説

「あるとき」の「ある」は連体詞。

原文
あるラ変連体ものと格助引用忘れラ下二連用つつ接助反復なほ副なきク連体人を格助対象いづら代名と格助引用問ふハ四連体ぞ係助強意悲しかりシク連用ける詠嘆連体

現代語訳(あの子が)まだ生きているものと(死んだことを)つい忘れては、やはり亡くなった子を「どこにいるの。」と尋ねてしまうのが、なんとも悲しいことだよ。

あり
(この世に)生きている
いづら
どこ
解説

初句の「ある」は動詞で「生きている」の意。あとの「なき(亡くなった)」と対になっている。

「忘れつつ」で忘れるのは、女の子が死んだこと。「つつ」は反復で、つい忘れることがたびたびある、ということ。

「ぞ」の結びは「ける」(連体形)。

一月十一日 羽根にて

原文
十一日とをかあまりひとひ。暁あかつきに格助時間船を格助対象出いだしサ四連用て接助単純接続、室津むろつを格助対象追ふハ四終止。

現代語訳(一月)十一日。夜明け前に船を出して、室津をめざして進む。

暁
夜明け前のまだ暗いころ
追ふ
めざして進む
解説

十一日は、年が明けた承平五年(九三五)の一月十一日。

原文
人みな副まだ副寝ねナ下二連用たれ存続已然ば接助順接確定、海の格助体修ありやうも係助強意見えヤ下二未然ず打消終止。ただ副月を格助対象見マ上一連用て接助単純接続ぞ係助強意、西東にしひむがしを格助対象ば係助区別知りラ四連用ける過去連体。

現代語訳人はみなまだ寝ているので、海のありさまも見えない。ただ月を見て、西と東(の方角)を知ったのだった。

ありやう
ありさま。様子
解説

「暁」は、人々がまだ寝ていて、月が見えるほど暗い、夜明け前の時間。

明け方の月は西に傾いているので、月の見える方を西として方角を知った。

原文
かかるラ変連体間あひだに格助時間、みな、夜明けカ下二連用て接助単純接続、手洗ひハ四連用、例の格助体修ことどもしサ変連用て接助単純接続、昼に格助結果なりラ四連用ぬ完了終止。

現代語訳そうこうしているうちに、みな、夜が明けて、手を洗い、いつもの(朝の)ことをすませて、昼になった。

例のことども
いつもすること。朝の礼拝や食事など。
原文
今し副助強意、羽根はねと格助引用いふハ四連体所に格助対象来きカ変連用ぬ完了終止。

現代語訳ちょうど今、羽根という所にやって来た。

解説

「今し」の「し」は強意の副助詞(「今まさに」)。「浦戸をさして」の「し」(四段動詞「さす」の活用語尾)、「ことどもして」の「し」(サ変動詞「す」の連用形)、「下りし」の「し」(過去の助動詞「き」の連体形)と区別する。

原文
わかきク連体童わらは、こ代名の格助体修所の格助体修名を格助対象聞きカ四連用て接助単純接続、「羽根と格助引用いふハ四連体所は係助提示、鳥の格助体修羽の格助体修やうに比況連用や係助疑問ある補・ラ変連体。」と格助引用言ふハ四終止。

現代語訳幼い子が、この土地の名を聞いて、「羽根という所は、鳥の羽のような(形をしている)の。」と言う。

原文
まだ副をさなきク連体童わらはの格助体修言ことなれ断定已然ば接助順接確定、人々笑ふハ四連体ときに格助時間、ありける連体女童をんなわらはなむ係助強意、こ代名の格助体修歌を格助対象よめマ四已然る完了連体。

現代語訳幼い子のことばなので、みなが笑っていると、以前にも歌をよんだあの女の子が、この歌をよんだ。

ありける
前に出てきた、あの
解説

「ありける女童」は、前(一月七日)にも歌をよんだ女の子のこと。「ありける」は連体詞。

原文
まことにナリ連用て接助状態名に格助資格聞くカ四連体ところ羽なら断定未然ば接助順接仮定飛ぶバ四連体が格助体修ごとくに比況連用都へ格助方向もがな終助願望

現代語訳ほんとうに、名に聞くとおりこの土地が羽であるのなら、鳥が飛ぶように(早く)都へ帰りたいものだ。

解説

「まことにて」は、幼い子のことば「羽根といふ所は、鳥の羽のやうにやある」を受けている。

「もがな」は願望の終助詞。地名の「羽根」にかけて、早く都へ帰りたいという気持ちをよんでいる。

原文
と格助引用ぞ係助強意言へハ四已然る完了連体。

現代語訳とよんだのだった。

原文
男も係助並列女も係助並列、いかで副とくク連用京へ格助方向もがな終助願望と格助引用思ふハ四連体心あれラ変已然ば接助順接確定、こ代名の格助体修歌、よしク終止と格助引用に断定連用は係助強調あら補・ラ変未然ね打消已然ど接助逆接確定、げに副と格助引用思ひハ四連用て接助単純接続、人々忘れラ下二未然ず打消終止。

現代語訳男も女も、なんとかして早く京へ帰りたいと思う気持ちがあるので、この歌が、上手だというわけではないけれど、なるほどと思って、人々は忘れない。

いかで
なんとかして
とし
早く
げに
なるほど。本当に
解説

「いかでとく京へもがな」は、「なんとかして早く都へ帰りたい」という気持ち。「いかで」は願望の表現と呼応する。

歌の出来がよいわけではないが、こめられた気持ちに共感して人々は忘れない。和歌は上手下手よりも、聞く人の心を動かすものがよい、という考え方がうかがえる。

亡き子への思い

原文
こ代名の格助体修羽根と格助引用いふハ四連体所問ふハ四連体童わらはの格助体修ついでに格助時間ぞ係助強意、また副昔へ人むかしへびとを格助対象思ひ出でダ下二連用て接助単純接続、いづれ代名の格助体修時に格助時間か係助反語忘るるラ下二連体。

現代語訳この羽根という所のことを尋ねた子(を見たの)がきっかけで、また亡くなった子のことを思い出して、いったいいつ忘れることがあろうか、いや、忘れることなどない。

ついで
機会。折
昔へ人
亡くなった人
解説

羽根という所を尋ねた幼い子どもを見たのがきっかけで、また亡き子(「昔へ人」)を思い出した。

「いづれの時にか忘るる」は反語で、「いつ忘れることがあろうか、いや、忘れはしない」。亡き子を思う気持ちを最も強く表したことば。

原文
今日けふは係助区別まして副、母の格助主格悲しがらラ四未然るる尊敬連体ことは終助詠嘆。

現代語訳今日はいつにもまして、母親がお悲しみになることといったら(たいへんなものだ)。

解説

「まして」とあるのは、今日はあどけない幼い子のことばを聞いたので、いつにもまして悲しい、ということ。

「母」は亡き子の母、つまり貫之の妻。「るる」は尊敬の助動詞で、女性の書き手の立場から、国守の妻に敬意を払った書き方になっている。

原文
下くだりラ四連用し過去連体ときの格助体修人の格助体修数足らラ四未然ね打消已然ば接助順接確定、古歌ふるうたに格助場所「数は係助区別足らラ四未然で接助打消接続ぞ係助強意帰るラ四終止べらなる推量連体」と格助引用いふハ四連体ことを格助対象思ひ出でダ下二連用て接助単純接続、人の格助主格よめマ四已然る完了連体、

現代語訳(京から土佐へ)下ったときより人数が(一人)少ないので、「数は足らでぞ帰るべらなる(数が足りないまま帰って行くようだ)」という古歌を思い出して、ある人がよんだ(歌)、

べらなり(べらなる)
〜ようだ
解説

京から土佐へ下ったときより人数が一人足りないのは、京で生まれた女の子が土佐で亡くなったから。

古歌は『古今和歌集』の「北へ行く雁ぞ鳴くなる連れて来し数は足らでぞ帰るべらなる」(よみ人知らず)。

原文
世の中に格助場所思ひやれラ四已然ども接助逆接恒時子を格助対象恋ふるハ上二連体思ひに格助比較まさるラ四連体思ひなきク連体かな終助詠嘆

現代語訳この世の中で、あれこれ思いをめぐらしてみても、子を恋しく思う(親の)思いにまさる(悲しい)思いはないことだなあ。

解説

三つの「思ひ」は意味が違う。「思ひやれども」は一般的な思い、「子を恋ふる思ひ」は亡き子を恋しく思う気持ち、「まさる思ひ」は悲しい思い。

原文
と格助引用言ひハ四連用つつ接助並行なむ係助強意。

現代語訳と言いながら(悲しみ、恋い慕っている)。

解説

「なむ」の下に、二十七日の記事の「悲しび恋ふる」のようなことばが省略されている。

テスト予想問題

A 読み・語句

  1. 次の語の読みを現代仮名遣いで答えよ。
    ①二十七日
    ②女子
    ③出で立ちいそぎ
    ④暁
    ⑤十一日
    ⑥西東
    ⑦女童
    ⑧古歌

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    ①はつかあまりなぬか
    ②おんなご
    ③いでたちいそぎ
    ④あかつき
    ⑤とおかあまりひとひ
    ⑥にしひがし
    ⑦おんなわらわ
    ⑧ふるうた

  2. 本文で使われている意味を答えよ。
    ①いそぎ
    ②いづら
    ③いかで
    ④とく
    ⑤げに
    ⑥ついで
    ⑦下る

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    ①準備・用意
    ②どこ
    ③なんとかして
    ④早く
    ⑤なるほど・本当に
    ⑥機会・折
    ⑦都から地方へ行く

B 文法

  1. 次の「し」「しか」を文法的に説明せよ。
    ①浦戸をさして
    ②例のことどもして
    ③今し、羽根といふ所に来ぬ
    ④京にて生まれたりし女子
    ⑤国にてにはかに失せにしかば

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    ①サ行四段動詞「さす」の連用形の活用語尾
    ②サ変動詞「す」の連用形
    ③強意の副助詞
    ④過去の助動詞「き」の連体形
    ⑤過去の助動詞「き」の已然形

  2. 次の「ある」は、ア 動詞(ラ変)、イ 連体詞 のどちらか。また、動詞のものは本文での意味を答えよ。
    ①ある人々もえ堪へず
    ②ある人の書きて出だせる歌
    ③あるときには
    ④あるものと忘れつつ

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    ①ア・そこにいる
    ②イ
    ③イ
    ④ア・生きている

  3. 次の文で、係助詞と係り結びになっている語を抜き出して活用形を示せ。また、③の「か」の意味も答えよ。
    ①女子のなきのみぞ、悲しび恋ふる
    ②いづらと問ふぞ悲しかりける
    ③いづれの時にか忘るる

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    ①恋ふる・連体形
    ②ける・連体形
    ③忘るる・連体形。「か」は反語。

  4. 「母の悲しがらるることは」の「るる」を文法的に説明せよ。また、「母」とはだれか。

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    尊敬の助動詞「る」の連体形。母=亡くなった女の子の母(貫之の妻)。

C 内容・和歌

  1. 「このごろの出で立ちいそぎを見れど、何ごとも言はず」について、①だれの様子か。②何も言わなかったのはなぜか。③あとの「ある人々もえ堪へず」を現代語訳せよ。

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    ①作者(国司である貫之)
    ②土佐で娘が急に亡くなり、一緒に京へ帰れないことが悲しくて、帰京を喜ぶ気になれなかったから。③そこにいる人々も(その様子が気の毒で)こらえきれない。

  2. 「都へと思ふをものの悲しきは帰らぬ人のあればなりけり」について、①「都へ」のあとに省略されている語を、本文中から抜き出せ。②「帰らぬ」に掛けられている二つの意味を答えよ。③現代語訳せよ。

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    ①帰る
    ②一緒に都へ帰らない/死んでこの世に返らない
    ③都へ帰るのだと思うと、うれしいはずなのに、どこか悲しいのは、一緒に帰らない人がいるからだったのだなあ。

  3. 「あるものと忘れつつなほなき人をいづらと問ふぞ悲しかりける」について、①「ある」と対になっている語を抜き出せ。②「忘れつつ」とは何を忘れるのか。③現代語訳せよ。

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    ①なき
    ②女の子が死んだこと。③まだ生きているものと(死んだことを)つい忘れては、やはり亡くなった子を「どこにいるの」と尋ねてしまうのが悲しいことだ。

  4. 「まことにて名に聞くところ羽ならば飛ぶがごとくに都へもがな」について、①「まことにて」はだれのどのことばを受けているか。②「男も女も、いかでとく京へもがな」の「いかでとく京へもがな」を現代語訳せよ。③「この歌、よしとにはあらねど、げにと思ひて、人々忘れず」から、和歌についてのどのような考え方がうかがえるか。

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    ①幼い子の「羽根といふ所は、鳥の羽のやうにやある」ということば。②なんとかして早く都へ帰りたい。③和歌は上手下手よりも、聞く人の心に共感をよぶものがよいという考え方。

  5. 「この羽根といふ所問ふ童のついでにぞ、また昔へ人を思ひ出でて、いづれの時にか忘るる」について、①作者は何をきっかけに亡き子を思い出したか。②「いづれの時にか忘るる」を現代語訳せよ。③「京にて生まれたりし女子」は、本文でほかにどのように呼ばれているか。すべて抜き出せ。

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    ①羽根という所のことを尋ねた幼い子ども(のことば)。②いつ忘れることがあろうか、いや、忘れはしない。③帰らぬ人・なき人・昔へ人・子

  6. 「下りしときの人の数足らねば」について、①どこからどこへ下ったのか。②人の数が足りないのはなぜか。③あとの歌「世の中に思ひやれども子を恋ふる思ひにまさる思ひなきかな」の三つの「思ひ」は、それぞれどのような思いか。

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    ①京から土佐の国へ。②京で生まれた女の子が、土佐で急に亡くなったから。③「思ひやれ」=一般的な思い、「子を恋ふる思ひ」=亡き子を恋しく思う気持ち、「まさる思ひ」=悲しい思い。